これまで戴いた質問について、個別に回答して参りましたが、今回からブログで公開回答して行きます。勿論、質問者の方は匿名にしますので、ご安心下さい。どしどし、疑問を投げかけてください。私で即答できない問題は、お時間を頂戴して業界内で調べて、必ず、回答いたします。
初回は、大阪市のKさんから 「ヌメ革」って、何やろ? です。
シンプルなんですが、奥の深い質問です。実は、業界でも明確な回答がありません。
基本的なことのみ、お伝えいたします。
「皮」とは、皮膚のことです。右手で左の腕の表面を摘んで見てください。それが「皮」です。
「皮」では、靴や鞄の工業用製品が製造できません。そんなことをしたら犯罪者として疑われます。
「皮」を工業用製品の素材として耐えうるように加工することを「なめす」と言います。
「皮」を「なめす」ことによって、初めて「革」となります。その工程は、姫路 タンナーで検索していただいたら何かしら分かりやすいサイトがあるはずです。
その「なめす」加工も様々な方法があります。概ね、植物のタンニンでなめす革を「ヌメ革」、クロムと呼ばれる薬品でなめす革を「クロム革」と呼びます。
ヌメ革の方が、クロム革より、天然素材に近く、風合いの革らしいのですが、反面コストも高く、汚れやすいいのが一般的理解です。勿論「革」であることに相違在りません。
ちなみに「合皮」とは、「合成皮革」の省略表記であり、勿論「革」ではありません。擬似革ですので、フェイクレザーとも呼ばれています。










